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Channel: 公務員の不祥事
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誤って釈放の男、別の署に「本当にいいの?」/大阪

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 大阪府警富田林署総務課の40歳代の警部補が、窃盗罪での起訴に伴い勾留されていた塗装工の男(22)を、誤って釈放していたが、男が「本当に釈放でいいのか」と別の警察署を訪ね、発覚したことが明らかになった。 府警によると、男は8月以降、同府羽曳野市内で起きた2件のひったくり事件について窃盗罪で起訴され、富田林署に勾留されており、10月17日、強盗傷害容疑で再逮捕されたが、今月7日に処分保留となった。 警部補は、同容疑についての釈放指揮書が大阪地検堺支部から届いたため、同日中に男を釈放したもので、男が翌8日、羽曳野署の捜査本部を訪れ、「このままでいいのか」と相談したという。 府警の調査に対し、警部補は「強盗傷害の釈放指揮書なので、より罪の軽い窃盗の釈放も含まれていると思い込んだ」と説明しており、釈放の決裁を事前に口頭で受けた副署長らも、勘違いに気付かなかったという。 府警は10日、男を別のひったくり容疑で再逮捕し、府警留置管理課は「指導を徹底し、再発防止に努めたい」とのコメントを出した。

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