大阪府警が10日、窃盗罪で富田林署に起訴後勾留されていた塗装工の被告の男(22)を誤って7日に釈放していたことを明らかにした。 再逮捕容疑の強盗傷人が処分保留となって釈放指揮書が出たことを、留置担当の40代警部補が窃盗罪にも効力が及ぶと勘違いしたほか、正規の決裁を受けなかったことが原因という。 捜査1課は10日、被告を別の窃盗容疑で再逮捕したが、府警によると、こうしたミスは全国でも例がないという。 留置管理課によると、警部補は「強盗傷人で釈放されるのであれば、より罪の軽い窃盗も含まれると思い込んだ」と釈明しているという。
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