公明党が山岡賢次国家公安委員長(68)に対し、10月26日の衆院内閣委員会で同党の高木美智代氏(59)に「ノーズロ(ノー・ズロース)」との表現を使って答弁したとして抗議していたことが明らかになった。 衆院議院運営委員会の小平忠正委員長(69)が記者団に明らかにし、同委員会として山岡氏を厳しく注意する考えを示したもので、議事録などによると、山岡氏は内閣委員会で、高木氏からスマートフォンの不正アクセス対策の必要性について指摘を受けた際、「スマートフォンは、そういう言葉が適当か分からないが、ノーズロ状態になっているので、情報セキュリティー対策の重要性を周知する」と答えたという。 高木氏は28日の公明党代議士会で「こんな下品な国家公安委員長が弱者を守る責任者でいいのか」と厳しく批判し、女性下着のズロースを暗喩的に使った言葉「ノーズロ」は無防備を意味するオヤジ言葉で、時と場合によってはセクハラと受け止められる言葉だという。
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