愛知県警刈谷署交通課の30代の男性巡査長が、同署地域課で勤務していた2008年までの数年間にわたり、被害届などの捜査書類を処理せずに放置していた疑いのあることが22日、明らかになった。 県警は懲戒処分を検討するとともに、公用文書毀棄の疑いもあるとみて調べているとしている。 県警によると、巡査長は地域課で交番勤務していた当時、机の引き出しなどに被害届などの捜査書類を未処理のまま放置していたほか、一部を自宅に持ち帰った疑いが持たれており、被害届には氏名や連絡先などの個人情報が記載されているため、県警は外部への持ち出しを禁じている。
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