九州電力の「やらせメール」問題で、九電が国に提出した最終報告書を巡り、枝野経済産業相が16日、「原発周辺の皆さんの理解を得られるとは考えられない」と批判したことについて、佐賀県の古川康知事が17日、「(経産相は)なぜ『自分の理解』と言わないで、『地元の理解』と言うのか、理解できない」と述べ、自分のことを棚にあげて、原発立地自治体や周辺住民の意向を確認しないまま発言したことに不快感を示したことが明らかになった。 古川知事は、知事公舎前で「経産相の発言をどう受け止めたか」と報道陣から聞かれて、答えたという。
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