河村たかし名古屋市長が主導した市議会解散請求(リコール)の署名簿コピーがインターネットに流出した問題で、減税日本の浅井康正市議団長のネット掲示板からも同じコピーが入手できる状態になっていたことが明らかになった。 アドレスが何者かによって書き込まれていたとみられ、アドレスは18日夜に無効になったが、浅井団長は15日に同僚市議から指摘されても3日間書き込みを削除しなかったことに批難が出ている。 14日夕、浅井団長の掲示板にファイル転送サイトの5つのアドレスが書き込まれ、新聞社が6日夜に名簿流出を確認した転送サイトとは異なるが、同じ名簿が入手できる状態だった。 新聞社は16日朝から浅井団長に、掲示板からアドレスを削除する意思があるか問い合わせ、浅井団長はホームページから掲示板へのリンクを削除したが、掲示板の書き込みは削除しなかった。 浅井団長は掲示板を放置していることについて16日「ホームページを管理している人に連絡したが、その後確認していなかった」と釈明しているが、7日に、別の減税日本市議のブログにも同様の書き込みがあったとき、この市議はただちに削除した。
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