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Channel: 公務員の不祥事
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政務調査費不正流用で市議3人を告発/宮崎

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 宮崎市議会の政務調査費を不正流用したとして、宮永征昭市議(66)=無所属、市民みやざき=らが2日、現職市議3人を有印私文書偽造・同行使、詐欺、業務上横領の容疑で宮崎地検に告発したことが明らかになった。 同市議会では昨年、別の市議の不正流用が発覚したが、特別委員会による調査は真相解明のないまま終了しており、調査の継続とさらなる追及を求める声が、議会内部から上がった形になる。 告発されたのは、当時最大会派の市政同志会に所属していた現職市議3人で、告発状によると、会長だった市議(63)は2006〜2008年、議会報を自分で作成しながら、印刷業者印のある領収書計16枚を偽造して計約250万円を詐取し、さらにガソリン代領収書も偽造して、約19万円を詐取したとしている。 他の2人も、ガソリン代として約68万円と約60万円を詐取したとしている。 ガソリン代約60万円を詐取したとされた市議(60)は「覚えがないので分からない。政調費問題はもう済んだものだと思っていたのに、なぜ今になって告発するのか」と話し、一方、告発した宮永市議は「司法の力で不正を正してほしい」とのコメントを出した。 宮崎市議会の政調費問題を巡っては、昨年3月に4件の架空視察(計約150万円)が発覚し、別の市議2人が辞職。特別委が事実関係などを調べたが「調査権がなく、限界がある」として昨年8月、真相解明を断念した経緯がある。

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