勤務先の中学校で、3年生の男女7人にたばこを与えたなどとして、三重県教育委員会が19日、尾鷲市立尾鷲中学校の数学科の男性常勤講師(26)を停職42日の懲戒処分にし、講師の任期は9月末までだったが、講師は同日付で依願退職したことを明らかにした。 県教委によると、講師は6月5日、自分が顧問を務める体育会系の部活動で部員を送迎した際に、自家用車内で男子生徒2人にたばこを与えたほか、6月中旬から7月上旬にかけても、校内で4回、男子4人、女子1人にたばこを渡していたという。 このほかにも、飲食店や生徒の自宅で一緒に喫煙したほか、生徒の求めに応じて自動販売機の成人識別カード「タスポ」を貸与していたもので、講師は「他の大人に見つからなければ、生徒にたばこを与えても構わないと思った」と話しているという。
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