白井市の横山久雅子市長が2008年10月、公職選挙法で禁止された市長選直前の時期に自分の政治団体に30万円を寄付していたことが2月22日に、明らかになった。 横山市長は市議会で「会計責任者に確認したい」と答弁したが、横山市長は公選法が禁じる年賀状を有権者に出したことが21日に判明したばかりだった。 県選管に提出された政治資金収支報告書によると、横山市長は2008年10月15日に政治団体「フレッシュの会」に寄付して、11月30日の市長選で初当選した。 公選法は首長の任期満了90日前から選挙当日までの寄付を禁じており、「50万円以下の罰金」の罰則付きとなる。 横山市長は取材に対し、「選挙資金として会計責任者に預けたが、7月の出馬表明前だった気がする。90日間の規定は知らなかった」と釈明しており、横山市長は旧白井町議に3回当選し、県議選と市長選に各2回の立候補経験がある。
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